自粛な生活の中で本を読む時間も少しとるようにしていまして
最近は隈健吾さんの書いたものを読んでいます。
その中で根津美術館の事例が紹介されていました。
個人的にも この建物のアプローチが好きで、偶に(といっても年に2回くらい)立ち寄ります。
このアプローチの竹やぶによって、表参道の街から ちょっと落ち着いた美術館へと転換するためのゲート、フィルターのような役割を持たせているのだとか。
こういう発想は面白いですね。
カネザワの事例としては、ですね
竹やぶではなくて木製の格子を使ってワンクッションの間のようなものを演出します。
↓カネザワSRに細めの格子を設けています
↓格子がないと少しあけすけな感じでしょう
↓打ち合わせ室は格子の建具 ちょっとわかりにくいですかね
↓オープンにするとこういう感じ
↓自宅でも やはり木製格子で敷地の外と内をやんわり区切っています
↓オープンにすることはほとんどありませんが・・・
建具の幅は4尺5寸(有効の開口120㎝)くらい
↓内側から外へ向かって、格子をオープンにしたところ
朝日が逆光して、これもわかりにくいかも
お隣さん家が見えますね
↓閉めておくと少し安心だし、プライベート感がやや高くなる
↓これは去年の夏に撮ったものかな
・・・というカネザワの木製格子の事例紹介でした。
写真撮影の技術がないので、伝わりにくいと思うので
是非、実際の場面をご覧ください!
これから家づくりを検討されている方は、建物とか外構のどこかに木製格子をとり入れてみてはいかがでしょうか。