家族がつながるための空間づくりが間取りのベースになります。これは家づくりのなかで、いちばん大切な要素です。
家族の共有スペースであるリビングを中心にすると、自然とふれあいがうまれます。間仕切りを極力減らし、コンパクトでありながら、無駄をなくして広がりをつくりだした設計はシンプルで機能的な空間です。
そこには家族の笑う声が響く、満ち足りた時間が生まれます。
家族がいちばん長く過ごすリビングは、暮らしやすさの機微をデザインします。ウッドデッキを設けるとリビングの延長として活用でき、季節を感じる空間になります。
キッチンはリビングを見渡せる空間に置きます。開放的かつ、おたがいに家族の様子が分かりやすく、一体感がうまれるよう吊り棚は背面に置きます。
ディスプレイ、床下エアコン、収納棚などデットスペースを活用します。
窓を多めに設け自然光を取り込みます。将来的に部屋を2つに分けることもできます。
床座向けに天井を低めにすると、落ち着きのある「和」の雰囲気がうまれます。
廊下に無垢材のカウンターと本棚を設け、読書や親子でPC作業ができます。