あちこちで桜が満開になりましたね。
ウィルスの蔓延で不穏なニューズばかりですが、
桜は心をざわざわさせてくれるもの。
在原業平が詠んだ
世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし
という歌にあるように、1000年前も現代の世も
桜によって人の心は煩わされているのかもしれません。
最近、この歌には返歌があると知りました。
散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき
(散るからこそ桜は素晴らしい。
つらいことや嫌なことの多い世の中に、永遠にあってほしいものなど何がありましょうか)
ということで・・・
ウィルスの事案から目を背けるわけにはいかないけれど
早く平穏な日常に戻ってほしいものですね。