こんにちは。
先日、友人の古民家で和暦のお正月を祝うべく塩炊き祭りを開催しました。
3日間、薪をくべ続け海水を蒸発させて塩を作る。
なぜこんなに手間暇かけて塩を作るのか・・・
それは10年前の震災による気づきが大きかったのです。
情報の操作、見失った価値観や豊かさ、自活することの大切さ、自然と寄添う生き方。
非暴力不服従を提唱するマハトマ・ガンジーの活動の一つに
イギリス植民地政府による塩の専売制に反対した運動「塩の行進」がありました。
田舎の集落をまわり塩を焚き続けるというサイレントな活動が後に大きな功績を残します。
2月11日から14日までの4日間、塩炊き以外にも餅つきやライブ、講演会、糀から味噌づくりなど様々な活動が自発的に行われました。
それらは基本的にはドネーション形式で、お食事なども値段はありません。
そこには沢山のギフトと愛が溢れていました♡
老若男女が自由に集まり、自由に過ごす。
ありのままの在り方を受入れるあったかい空間。
スピカもみんなに可愛がってもらって、夜は大満足でスヤスヤ眠っていました。
初めて会う方ばかりの集いも、お別れの時にはもう家族。
いってらっしゃーい!とビッグハグをして見送りました。
「感動しました!生き方をみなおしたい!」
と翌日連絡をくれたのは国際基督教大学に通う学生。
震災から10年続けてきた塩炊き祭りが人々の気づきに繋がってきているようです(^^