こんにちは。
建築部の佳代です(^^
わたしは日頃和暦のリズムを意識して生活をしています。
今年の和暦の元日は1月25日☆
そこで、和暦の年末年始を祝うため大阪の山へ行ってきました。
冨田貴史さんが中心に活動している味噌部の方々はこの和暦元日に向けての年末に塩炊きと味噌作りを9年前から始めました。
きっかけは3・11。
人間の都合で自然を破壊し続けてきた事を反省し、大量生産の仕組みから自給自足の大切さ、持続可能な暮らしを見直そう!
という想いがあるそうです。
日本海から汲んできた海水を焚火で48時間熱することから始める塩炊きは初めての経験!
自分たちで時間をかけて作った塩は格別な美味しさでした!
海と山の恵みに感謝の気持ちが溢れます☆
そして、塩を作りながら並行してお餅を搗いたり、糀や味噌、お節料理などを作っていきます。
食材のほとんどが自分たちで育てたものです。
森の中で火を焚き、野菜を切り、糀を仕込み、手仕事をしながら心身ともに満たされて本来の姿に戻っていくのを感じます。
そして出来上がった塩、味噌、お餅、お節料理は全て最初に山にお供えしました。
自然の恵みに感謝を込めてみんなで合掌。
日帰りで通う人、宿泊する人、みんな好きなタイミングで参加ができ、どんな方でも温かく受け入れてくれるコミュニティー。
私も初参加でしたが、手仕事を通して会話が弾み沢山の事をシェアすることができました。
昔の人は地域の方々と手仕事を通してこのように交流をはかり助け合いながら生活していたのでしょうね。
私も日常の中で、できることから始めていこうと思います(^^