皆様こんにちは!
設計の板垣です。
そろそろ年賀状の準備を始める時期になりましたね。
我が家では今から大掃除を始めて年末はゆっくり過ごそう計画を立てております。
と言いつつ、なかなか上手くは運ばないものですが……(笑)
そんなすでに年の瀬が見えている気がする今日この頃ですが、
ふと思い返すと8月から参加していた名古屋での設計塾も今月で最後となります。
通常業務との並行で、月2日間の研修は一体どうなる事やらと思うこともありましたが、
このままいけば何とか無事に年を越せそうです。
本日は振り返りを兼ねて前回の研修のお話でもしようかと思います。
いつもは名古屋で研修を行うのですが、前回はある建物を見るために長野の木曽福島での研修でした。
そのある建物というのがこちら
OMソーラーを開発した建築家の奥村昭雄先生が事務所兼工房として使用していた板倉の家です。
今から42年前に出来上がった建物ですが、
当時の建物でこれだけ大きな窓のある設計は他になかったと思います。
この大きな窓を室内から見るとこんな感じ。
とても素朴な造りなのですが、これで十分と言える建物でした。
因みに、たった16坪の建物なんです。
偉大な建築家の建物が見れてとても勉強になりました。
もちろん課題敷地での設計なども行いましたが、奈良井宿を散策したりと楽しい研修でした。
奈良井宿の街並み。
長い歴史を歩んできた街並みはやっぱり素敵だな、と思います。
その場所にしかない空気感というものがあって、
異世界に迷い込んでしまったかのような感覚が好きだったりします。
1つ、奈良井宿を歩いていて気になったことが、大きな木戸の中に小さな障子戸があること。
大きな木戸の中に小さな木戸、というのはお城の城門にもあるようによく目にするのですが、
小さな障子戸は初めて目にしたので、なんだか新鮮でした。
私が訪れた時はあいにくの雨でしたが、
皆様も木曽にお出掛けの際には、立ち寄ってみるのもいいかもしれません。