ソーラーフロンティアは、2014年7月、岩手県平泉町に出力13MWの大規模太陽光発電所を建設すると発表しました。
パネルを7万9000枚設置し、平泉町の全世帯(2630世帯)の年間消費量とほぼ同等の電力を発電する計画だそうです。
建設予定地の平泉町は東北唯一の世界遺産を擁しています。
そのため、建設には、そぐわないのではないかと議論がありました。
しかし建設地は、世界遺産とは東北自動車道を挟んで反対側に位置します。
現場は元々土砂の採集地で、採集事業が終わった後、町が用途を探していた土地なのだそう。
今回ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池モジュールの優位性(実発電能力)と、
モジュールの生産から発電所運営まで1社で実行できる体制が評価されて白羽の矢が当たったとのこと。
古き良き時代のものと、再生可能エネルギーが共存する、素晴らしい試みだと感心しました。