こんにちは。川辺です。
近年、環境保全や食品ロスなど、様々な活動に対してみなさんの意識が少しずつ高くなっているように感じています。
そんな中、あまりみなさんには知られていないかもしれない動物の飼育放棄のこと。
最近ではコロナ禍での外出自粛により、家にいる時間が増え、ペットを迎える人も多いようですが、いざ飼ってみたら自分の思い通りにはならず、手放す人も多いそうです。
1年間で殺処分される犬や猫は約4万頭近くにもなるそうです。
悪質なブリーダーも多く、知人が引き取った犬も声帯が切られ、ゲージの中のみで生活し散歩もされておらず、悪質環境で皮膚病になり、それでも高値で売れるからと無理に交配させ子供を産ませているのです。
高値を払って血統書がついた動物を買う人がいる限り悪質なブリーダーがゼロになることは無いのだと思います。
自分で責任をもって育てることができないのであれば興味本位やお金儲けの為に安易に子供を産ませるべきではありません。
これから動物を飼おうとしている方。
高いお金を出して買う前に、里親募集の動物に少しだけ目を向けてみて下さい。
助けを必要としている動物たちがたくさんいます。
市や町で動物の保護に取り組んでいる地域も多くあります。
野良猫を保護し、避妊の手術をして、また野生に戻す。
手術の澄んだ猫は分かるように耳がカットされ、さくらの形に似ていることから『さくらねこ』とよばれています。
耳が切られて可哀そうと思われますが、望まれず生まれ、処分されてしまう命を少しでも減らすための暖かい活動なのです。
高いお金を払っていい犬や猫を飼っている方よりも、明日にはなくなるかもしれない命を救うために努力し保護している方の方がよっぽど愛犬家で愛猫家なのではないでしょうか?
命ある動物が幸せに暮らせるように環境活動と合わせて動物のことも考えていきたいですね。