こんにちは。経理部の丹羽です。
私は邦画が好きですが、何度も見てしまう映画「リトル・フォレスト」があります。
作品は夏/秋と冬/春に分かれています。
東京から田舎に帰り、ひとり里山暮らしをする主人公いち子のお話です。
ストーリー性は薄いですが、里山暮らしの豊かさ、過酷さ、素朴さをぎゅっと詰め込んであるように思います。
静かに進んでいく物語、美しい風景の映像に、何度も引き付けられます。
夏の映像の中で、主人公いち子が米サワーを作ります。
それが美味しそうで、米サワーの途中の、甘酒をつくってみました。
米麹は60度以上になると菌が死んでしまうし、低すぎても発酵が進まないので
ほんとうは温度管理のできる炊飯器やヨーグルトメーカー、
もしくは温度計がないといけないそうですが
うちにはどれもないので自己流でつくってみました。
到底参考にはならないとおもいますが…、紹介します!
まずはお粥をつくります。1合分です。
お粥が少し冷めたら(指を入れて温かいくらいで良いと思います)
乾燥米麹 200gを入れます。
よく混ぜて、鍋をタオルで包んで温かいコタツで半日放置!
夏は常温でも発酵が自然に進むそう。
半日経ったらもう一度あたためて(湯気が出てくるくらいまで)、焦げないようによく混ぜます。
そこで味見をしてみて、甘さがまだ足りないようだったらまたコタツで放置。
ちょうどよいと思う甘さになるまでその作業を繰り返します。
私の場合、完成までに約二日かかりました。
とても適当ですが美味しくできました(^^
くらくらするほど甘いので…、ヨーグルトに混ぜて食べています。
畑作業、草むしり、大きな虫、雪かき、薪割り、保存食づくり。
常に身体を動かす。
わたしに里山暮らしは到底無理だ!と思いましたが
人間本来あるべき姿 みたいなものにすごく共感しました。
自分が楽しめそうなことから真似してみようかな、と思います。