11月3日(祝)にぐんま県民マラソンに参加して来ました。
初めてマラソンに参加したのがこちらの大会の10kmでした。もう7年前。
当日現地でシューズをもらって参加したくらいで、一度も走ったことがなかった割にそこそこのタイムで走れた代償に、その後2週間くらい生まれたての子鹿のように過ごすことになりました。
さて、今回からハーフはなくなりフルマラソンと10kmの大会として開催されるようになりました。
参加や応援してくれる仲間も多くて楽しみな大会ですが、あまり結果には恵まれてないので、今回も練習不足・体重5kg増と色々と言い訳を用意して臨みました。
当面の目標は3時間30分でフルマラソンに取り組んでますすが、今回はそんな高望みはせずに、
・最低でも4時間を越えないこと
・出来れば3時間45分(ちょっと失敗した4月のタイム)
・3時間35分(バッチリだった1月のタイム)で御の字
そんな目標設定です。
敷島公園の正田スタジアムをスタートし、北へ、西へ、南へとあちらこちらの方向へ走ります。
上毛三山の赤城山、榛名山、妙義山を様々な角度から楽しみながら走れるコースなのだとか。(浅間山も良く見えました。)
▲スタート地点に集合
知り合いとワイワイと、このタイミングが1番楽しいとこ。
▲スタート直前
ちょっと、まじめに走るモード。いや、ちょっとビビってる。
1週間前に30kmを走ったもののしばらく長い距離を走ってないので、ビビリながらのスタート。
どこで失速してしまうかなと不安に思いながらも割りと良いペースですぐに5kmを通過。
▲ゲストランナーのエリック・ワイナイナ選手
7kmくらいでエリック・ワイナイナ選手と遭遇。1番最後にスタートして、近くランナーをタッチしながらどんどん走り抜いていました。
私はタッチしてもらえなかったので追いかけてタッチを強要、やる気が出て、その後、天気の良い中をずっと楽しい気持ちで走れました。
▲秋晴れと赤城山
伝えたいことが全く撮れてませんが、秋晴れと澄んだ空気で遠くの山々がずっとキレイに見えてました。
今回、遠くの山々を眺めながら粛々と走れたのが良かった気がします。
▲この出で立ち!!
きっと、着替えとシューズを忘れてしまったんでしょうね…
中間点を1時間38分ちょっとで通過し、快調だなーと思っていたところで画像の方と遭遇。
「もう脚が終わった。」と言ってましたが、4時間以内には完走してました。すげい。
自信がない分控えめに前半走ったのが良かったようで、何だか今日はうまく走り切れる予感。
何故か3時間30分が切れてしまった幸せな自分ひたすら想像しながら、タイムやスピードは意識せずに楽なペースに抑えて走るようにしばらく心がけました。
▲強風
秋晴れの良い日でしたが、からっ風もバッチリでした。
この風に逆らっての終盤ゴールまでの区間はかなりツライものがありました。
フルマラソンでは良く30kmの壁とか35kmの壁と言う言葉があります。
筋肉内のグリコーゲンを使い果たして、あるいは精神的なものから30kmや35kmを過ぎると限界が来るのです。
その上に、30km過ぎての多くがこの向かい風の中とはヒドイ話です。
今回も30kmを過ぎてから、何度かひやりとしましたが終盤まではうまくやり
過ごせました。
▲グリードーム前(40kmくらい)
元気そうにしてますが、県庁を過ぎての残り3kmくらいからはいよいよ脚が痙ってしまい、何度か立ち止まってしまいました。
この頃には、まさかのPB更新の展開は確定的でしたが、脚が動きませんでした。
最後は時計何度も見て、残りの距離を確認しながら無事にゴール。
スタート前には考えていなかった目標を達成。
▲3時間29分33秒でゴール
なかなかクリア出来ない3時間半に精神的な限界をもうけてしまっていたようです。
良い条件はない中で意外にもクリアしました。
慢心しなければ、まだまだタイムを縮められそうです。
今回に満足せずに来年の1月、4月のフルでも結果を出します!!