今週から始まった現場です。
地型も良く電気の引込みもしやすく条件の良い現場です。
実発電量に優れるソーラーフロンティア製のパネルを設置しますので、太陽光発電所としての実力も楽しみですがそれ以上に注目している点があります。
防草対策として有機物マルチングをしている点です。
弊社では道路公団でも使用されている耐久性の強い防草シートの利用をオススメしています。
初期費用は一般的な防草シートよりも高くなりますが、性能と寿命を考えると結局のところ、そちらのシートを使うことが安くつきます。
写真だと普通の土に見えますが、こちらは土の上に牛糞が敷き込んであります。
フンと言っても生成されたてのものではなく、また乾いているので近くにいてもあまり匂いません。
触ることにもあまり抵抗を感じない程度のものです。これが最高級有機質肥料であり防草対策ともなるマルチングとなっています。
今回、太陽光発電設備を設置する前の区画には、1年経ったものが敷かれていますが充分な防草対策となったとのことです。
こちらのお客さまは農業を第一に考え、太陽光発電事業終了後の再び農地としての利用やその時の土壌の価値も考えこのような方法を取っています。
全ての方にオススメ出来る方法とは限りませんが、価値のあるやり方と思います。設置後の実績は続けて報告させていただきたいと思います。