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ブチル、ヨーーーシ!!

こんにちは、カネザワで一番新人な金澤ゆうです。

先週の木・金・土の3日間でシャープの住宅用太陽光発電システム電気工事研修会を受講して来ました。

 
この研修を受けて無事試験にも合格するとシャープの太陽光発電の設置をするための『モジュール設置工事施工者ID』が取得出来ます。他に『電気工事施工者ID』と言うものもあり、これらの工事研修修了者が設置した設備でないとシャープの「10年保証」または(7月1日より始まった)「まるごと15年保証」は受けられません。
 
また、これらのIDを持ったものが設置しても、キチンとルールに基づいて施工されたものであることを各種作業前後の画像も添えてシャープに報告し、問題が指摘された場合にはやり直さないと保障の対象として認定されません。
 
 
そのようなIDを取得するのもので、かなり重要かつ厳しい研修会でした。
久しぶりの上京、仕事で必要なものもあるし、帰り道では少し買い物でもと考えてましたが、毎日クタクタでその余裕はありませんでした。
 
講習の間の10分休みはキッカリ10分で、49分からなら59分まででキリ良く切り上げとかってのはナシ。それどころか、席に全員(またはほぼ全員)揃ったら次の講義が繰り上げスタートします。
テキストも特に大事なところや難しいところだけってことはなく、特定の地域限定の話だけを割愛しただけで最初から最後までキッチリ教えていただきました。また、そのボリュームをこなすために、講師のお二方は見事に早口。アンダーラインを引いたり、メモ書きをしていると流れから取り残される勢いで進む講義でした。
 
 
もちろんテキストでの講義だけでなく実習もあります。代表的な種類の模擬屋根が実習室には用意されていて、実際にモジュールの設置を行いました。シャープの太陽光発電では、屋根の種類に応じたいくつかの工法があり、またそれぞれの工法ごとに設置場所を定めるため計算や確認方法があり、それを講義で聞くだけでなく実際に行って学ぶのです。講義ではボリューム的にもスピード的にも頭に入り切らなかったことも、現物を目にし、手で触れ、体を動かすことで覚えることが出来て、最終日の午後のペーパー試験もそれなりの手応えで終われました。
 
試験に無事に合格しているとIDカードが届きます。1月ほどかかるらしいので、少し落ち着かない気持ちでしばらくは過ごさないとです。
 
 
 
ところで、タイトルに掲げた件について書き忘れてました。
ネジ打つための下穴にはブチルという素材のゴムを差し込みます。
これは防水の為に非常に大切なポイントで、けっして忘れてはいけないものなのですが、もし忘れても取り付け作業は見た目は問題なく完了しまいます。この失敗を防ぐ最後の手段は『指差呼称』しかありません。
 
と言うことで、講師のK川さんがしっかりとそれを僕ら研修生たちが忘れないように叩き込んでくれました。方法は至極簡単。忘れられないほどの大声での『ブチル、ヨーーーシ!!』
 
別班で実習中の時には、突然の絶叫に模擬屋根ながら事故でも起きたかと私は本気で動揺しました。「『ビル中に響いている』と言われます。」と仰っていた『ブチル、ヨーーーシ!!』は、一生頭を離れなそうです。

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