こんにちは!
日中走ることのできる陽気になり嬉しい反面、冬の澄んだ空気も名残惜しく感じています
遠くの山々がくっきり見えるのは冬ならではですよね。
先日こちらに投稿した神川町の建物ですが、意匠設計および現場の監理は私が担当しております。
一括して担当するとなると、材料や工事、検査の手配をしたり
お施主様、メーカーさん、職人さんとのやりとりをする機会も多くあります。
上手くいかないことも少なからず出てきますが、そんなときは過去の資料や先輩方の知識を必ず頼っています
工事が進む中、そこで得たものを一つひとつ、自らのものにしてゆけたらと思います。
さて、現場の進捗ですが、上棟から一週間ほどが経ち、外周部の耐力面材、サッシなども取り付きました。
今回は屋根の架構のみ掲載しますね。
整然と、斜めに伸びている材木を垂木(たるき)といいます。屋根の重みを下の材へ伝える役割をしています。
今回はこの材の下に、20cmの厚さの断熱材が入ります。
垂木を化粧材として仕上げる空間もあり、見ているといいなと思うのですが
屋根の十分な断熱層をどう取るかという問題があります。
考えてみても断熱材が薄くなってしまうので、いつかお客様に提案出来るような収まりに出会えればなと思います。
どんな建物でも構造材が組みあがる様子を見ると、どっしりと力強く、生き生きとしている印象がいいなと思い、建築が好きだなと感じる瞬間でもあります
そういったポジティブな気持ちに立ち返りながら監理に臨もうと思います。
工事も本場を迎えておりますが、引き続き現場の状況をお知らせしますね(^^)
春の兆しを感じながらも、まだまだ肌寒い日が続いていますね。
季節の変わり目、どうぞご自愛ください
それではまた