弊社イチオシのソーラーフロンティアの太陽光パネルは、日射熱に強い化合物系の薄膜系パネルですが、
こちらに、木製の架台を組み合わせ温度上昇を防ぐ効果狙ったシステムの設置が計画されています。
文末に参照先を掲載しておきますが、SFソーラーパワー株式会社(ソーラーフロンティアと株式会社日本政策投資銀行の共同設立会社)が、
熊本県八代地区で計画している約1.4MW規模のメガソーラーの約2割でこちらの架台が使われます。
すでに触れましたが、金属製の架台に比べると木製架台では熱伝導率が低く、炎天下の状態でも熱くなりにくいため、
パネルの温度上昇を防ぐことが出来ます。また、塩害や融雪剤の影響を受けても腐朽が少ないほか、将来的にも廃棄材を木質バイオマス燃料などに利用できるなど、環境負荷の低減も図ることが出来るようです。
コストに関しては分かりませんが、良い点の多い架台と思います。
電力のためだけでなく国内林業の活性化のためにも、このような利用が増えると良いと思います。
<参照先>
ソーラーフロンティア、国産木製架台を用いて 太陽光発電所を建設(ソーラーフロンティア)
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2015/C042170.html
海に近いメガソーラーに木製架台、塩害と温度上昇を防ぐ(スマートジャパン)
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/19/news023.html