皆様こんにちは!
何日か涼しい日が続いたと思ったら、今日はなかなか暑い日でしたね。
ただ風もだいぶ涼しくなり、着実に秋に向かっているなーと感じる今日この頃です。
あんなに暑かったお盆休みがだいぶ昔のように感じますが、
本日はお盆休みに行ってきました宮城県の白石城をご紹介したいと思います!
皆さん、題名にも書きましたが“白石”とかいて“しろいし”と読むそうなんです。
ご存知でしたか?
私はずっと“しらいし”だと思っていました(笑)
そんな勘違いもありましたが、白石城の前に蔵王にありますキツネ村をご紹介!
たくさんの種類のキツネが、ほぼ自然界と同じような環境下で飼育されているキツネ村。
子供やお年寄りなキツネは上の写真のように広めの檻で飼育されているのですが……
若いキツネたちが飼育されているのは完全に野放し状態の広いエリアなんです!
この子も本当にすぐ近くに寄ってくるくらい距離が近いんです!
ただし手を出したりすると100%噛むそうなので、
写真を撮る分にはいいのですがふれあいは出来ませんでした。
子ギツネは抱っこが出来るようですよ!
放し飼いされているエリアには人間の休憩所兼餌やり場があるのですが、
キツネさん達、もう餌がもらえることが分かっているのでお座りで餌をおねだりしてきます(笑)
こんな可愛いキツネ達に癒されたところで、白石城に!
白石城は伊達政宗の側近、片倉小十郎の居城でした。
片倉小十郎は伊達政宗が幼いころから傍に仕えていたため、
この城を任されたときに政宗の近くを離れることを大層渋ったそうです。
そんな小十郎に対して政宗が一通の書状を送っています。
「何も考えずに白石城を任せたのではない。小十郎の他に任せられないと判断したから任せたのだ。だからどうか断らないでほしい。」
そんな内容の書状でしたが、これを読むと政宗と小十郎の絆の深さがうかがい知れます。
実は白石城、以前ご紹介した静岡県の掛川城と同じく木造で復元工事を行ったお城なんです!
こちらは大手門。ここからお城に入って行きます。
横から見た天守も素敵なんです!
下の写真で石垣に色が変わっているところが分かりますでしょうか?
実は色の濃い下側の部分は野面積みといって石の加工を一切せず自然のままの石を使った石垣で、
穴太衆という集団にしか積めないと言われている石垣なんです。
それよりも上の部分は石を加工して積んだものなんです。
よく見ると色が薄い部分の方が揃って見えますよね。
この階段を上って天守に入ります。
勿論こちらにも掛川城と同じく青森ヒバが使われていました!
入った瞬間にヒバの良い香りのする素敵なお城です。
天守最上階には立派な梁が!
梁にはやはり松が使われています。昔から梁には粘りのある松を使うことが多いんです。
さすが先人の知恵、というところですね。木材の特性をよく分かってらっしゃる!
よく見ると“白石城復元建設工事”の棟板が。
建てる時に祈願したであろう神様の名前が書いてあります。
天守閣最上階の内観の様子です。
四方に開口があり、ものすごく風通しが良いんです!
この日は朝は小雨が降るようなこともありましたが、
白石城を見ている頃にはだいぶ気温が上がってきていたのでこの空間は天国でした!
普段から設計業務をしているときに風通しは考えてプランニングするのですが、
改めて風の気持ちよさを感じた瞬間でした。
こちらは天守閣最上階から大手門を望んだ写真ですが、
奥に住宅街が見えることから当時も町が見渡せるお城だったことがうかがえますね。
上の写真でも見えますが、写真の左側に売店があるのがお判りでしょうか?
あまりにも良い天気になったので、ここでアイスをいただきました!
それがまた珍しく、ミルクティーという味が!
私、紅茶が大の好物なので迷わずミルクティーを購入!
母はももちゃという、ももたろうという品種の桃とミルクティーのミックスを購入しました。
どちらもとても美味しかったです!
と、調子良く書いていましたがこの後も回ったところがあるので、せっかくなら全部紹介したい!
ということで、次回続きをご紹介したいと思います!
楽しみにお待ちいただけると幸いです!