皆様こんにちは!
ようやく秋らしくなり、過ごしやすくなりましたね。
事務所で内務をしていても、とても気持ちのいい風が入ってきて清々しい気分です!
さて、そんな気分も良い今日この頃ですが、先日福島県白河市に行ってきました!
お目当てはもちろん!お城です(笑)
今回は白河小峰城!
以前お話しした静岡の掛川城、宮城の白石城と同じく小峰城も木造で再建したお城です。
この日は朝から少し雨が降っていたので、
母手作りのてるてる坊主「てるちゃん」をお共に出掛けたのですが、残念ながら晴れず……。
空がどんよりだとなんだかお城も映えません。
それでも写真は撮りたくなるもので!
上の写真右側に移っている前御門の柱を撮ろうとカメラを構えたら……
前にいた母が柱に隠れようとしていました(笑)
そんな母に「柱に抱きついて!」とお願いしたところ
やってくれました!
人と比較すると柱の大きさが分かりやすいですよね。
ちなみに母は身長が155cm程です。
小峰城を見ていてなんとなく感じた違和感……近くに行って分かりました!
なんと、狭間(攻めてきた敵を鉄砲や弓矢で攻撃するための穴)が黒いんです。
基本的には白い狭間が多いので、スタイリッシュでかっこいいのですが、
敵には狭間の位置が丸分かりだったんだろうな…(笑)
城の内部はこんな感じ!
とっても急勾配な階段、ありました!
ただし、両側にしっかりした手摺があったので昇り降りは比較的しやすかったです。
小峰城は戊辰戦争の時に一度焼失しましたが、平成3年に木造にて再建されました。
天守相当な櫓(実質的な天守)の木造再建としては小峰城が初めてでした。
小峰城は出来る限り地域の杉を使って再建されているのですが、
室内の至る所にこんな印があるんです。
「へー、戊辰戦争の時についた傷なんだ」と思っていたのですが、
よく考えてみると小峰城は戊辰戦争で焼失したはず……どういうこと?と首をかしげていたところ
ちゃんと説明書きがありました!
なんと!木として大地に根を張っていたころに戊辰戦争で打込まれた弾痕だったんです!
製材する過程で数多くの鉛玉が検出されたとか!
なんだか歴史を感じますね。
なんて感慨に浸っていたら!外が晴れたんです!
「てるちゃん」頑張りました!
やっぱりお城には青空が映えますね!
石垣もとっても綺麗です!
実はこの石垣も小峰城ならではの特徴なんです!
ですが、白河市も東日本大震災で多大な被害が出ました。
石垣がほとんど崩れてしまったんです。
現在では復元工事が進み綺麗な姿を見せてくれていますが、
まだまだ完全復元には時間がかかりそうです。
小峰城を後にしてから、お昼は白河ラーメンを食べに「とら食堂」に行ってきました!
素朴なのに飽きのこない味でとても美味しかったです!
1時過ぎにもかかわらず、行列が出来るのも頷けました!
午後には日本最古の公園と言われる、南湖公園近くの翠楽苑に行ってきました。
入り口からとても雰囲気があり、落ち着く空間でした。
アプローチの石畳と両脇の砂利が趣ある小道のようです。
日本庭園、というだけあり川や池、東屋などがあるのですが母屋がなんと言っても素敵なんです!
池に移る建物と緑、空の色合いがとっても綺麗でした。
この建物の中でお抹茶もいただけますので、皆さんお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね!
可愛らしい和菓子もいただけますよ!
てるちゃんのお蔭で半日以上、良い天気の中見て回ることが出来ました。
皆様も是非出掛けてみてくださいね!